ライン履歴は証拠にならない｜北海道浮気調査｜基礎知識

2020-11-20

2018-10-25

LINEの履歴は浮気の証拠になる？

配偶者が浮気をしているかも知れないと思った時、相手の携帯電話をチェックする人は少なくないでしょう。近年では携帯電話のチェックもSNSアプリを利用しているケースが多いため電話着信履歴よりも内容の濃い情報が得られる可能性が高いといえます。その中でもライン（LINE）は、情報の宝庫ともいえる定番のアプリですから浮気の経緯や状況が一目瞭然だと言えるでしょう。ではそのラインの履歴が浮気の証拠となるのかどうか、専門家がご説明します。

浮気調査の基礎知識

１｜ラインの履歴は浮気の証拠として有効か

ライン（LINE）履歴そのものが浮気証拠になるかどうか

相談者の中には、浮気の証拠として相手のラインのやり取りを持っていると言われる人が多いですが、話を聞くとラインのやり取りの中には、「愛している」「好き」「いついつ会おう」など浮気を決定付けるようなキーワードが多々出てきます。しかしこれはあくまでも文字のやり取りであって、実際の浮気（不貞行為※肉体関係にある状態）を直接証明できるものではありません。配偶者が自分以外の異性に、ラインでこのような言葉を使っていても浮気をしているということにはならないのです。ただしラインの中で写真などのやり取り（性行為中の写真等）を見つけた場合はこの限りではありません。

２｜相談室への質問事例

ライン履歴の質問事例

夫がラインで特定の女性に「気持ちよかった」「またやりたい」など言っているのを見つけましたがこれは浮気の証拠になるのでしょうか？
妻のラインのやり取りで、相手の男と家出の相談や離婚の相談をしています。これは浮気行為ではないのですか？
夫のライン履歴をチェックしたら、女性と旅行に行って一緒に観光している写真を送りあっていましたこれは浮気の証拠になるでしょうか？
夫のラインの履歴をコピーして夫にも見せたら、浮気を認めたので慰謝料を請求したところ、実は浮気はしていないと言い出しました。更にそれは証拠にならないとまで言われたのですが本当でしょうか？
妻のラインを覗いたら特定の男とのやり取りだけすべて削除されていました。復元はできるのでしょうか？

浮気調査室の相談窓口では、浮気問題の解決方法に関する知識情報や、情報・証拠の収集方法、浮気問題の解決サポートのご案内など浮気問題に関するご質問・ご要望を随時お受けしております。浮気問題でお悩みの方は必ず無料相談をご利用ください。

悩んでいてもまえには進めない専門家に相談を

３｜ライン履歴は証拠にならない｜まとめ

ライン履歴は持っていて損はない

ライン履歴だけでは浮気の証拠として成立しない場合も多々あるとご説明しましたが、相手のライン履歴をコピーしておくこと自体が意味のないことではありません。実際に浮気調査を行うにあたりライン履歴はとても役立ちますし、スケジュールなども把握しやすいことから有効な情報だといえます。また浮気相手の情報も収集できる可能性が高いため、ライン履歴情報は無いよりもあった方がはるかに調査が行いやすくなります。また浮気調査によって決定的な証拠が収集できたら、ライン履歴のやり取りの裏付けがとれることになるので、そこで初めて証拠能力を発揮すると言えるでしょう。ライン履歴で浮気をしていることが明確になったらその情報を持って専門家に相談することで決定的な証拠を収集しやすくなるとお考え下さい。

浮気調査と離婚・慰謝料

浮気調査と離婚問題

注意１｜相手の浮気が原因で離婚を決断したときは、相手に離婚意思を伝える前に調査を依頼してください。
注意２｜相手の浮気を証明するためには、数回の不貞証拠を準備すると確実に優位になります。
注意３｜浮気調査、証拠収集を行っている間は相手に調査していることを悟られぬようにご注意ください。
注意４｜相手の浮気調査を行う場合は、別居する前（同居中）に依頼することをお勧めします。
注意５｜離婚協議を行う際は十分な証拠を準備し、専門家を介して協議を行うことで円滑に進みます。

浮気調査と慰謝料請求

注意１｜浮気による慰謝料請求を行うときは、必ず「証拠」を準備する必要があります。
注意２｜浮気慰謝料は配偶者及び浮気相手に対し請求することが可能であるため相手情報も必要です。
注意３｜浮気（不貞）の証拠を準備したら相手に事実を認めさせ書面にすることをお勧めします。
注意４｜相手が慰謝料請求に応じない場合は、無理をせず専門家に解決を委ねることが大切です。
注意５｜離婚の有無によって慰謝料相場が変わったり、状況によっては請求不可である場合があります。

浮気調査は「証拠」「情報」を収集する調査

浮気調査は、配偶者が浮気（不貞行為）をしているか否かを確認することと同時に、その証拠や相手に関する情報を収集する調査です。配偶者の浮気によって離婚を決断した方は相手側に非がある（有責配偶者である）ことを証明しなければ、優位な離婚・慰謝料等の請求ができません。浮気の事実を認め口では慰謝料に応じていても実際に請求するときになって浮気はしていない、証拠を示せと言い出す人が殆どです。浮気をされた上に不利な離婚にならないためにも相手の不貞行為は見逃さずにきちんと情報・証拠を準備することが大切です。

浮気専門家に相談

浮気問題に関する相談方法について

浮気問題の解決サポート、浮気調査の依頼をご検討されている方は、浮気問題専用の相談窓口をご利用ください。浮気問題を解決するための知識情報をはじめ浮気調査の依頼方法、必要な料金費用、浮気調査後の対策などについて詳しくご案内しております。浮気問題に関するご相談はすべて無料にて受け付けていますので、浮気問題でお悩みの方は必ずご利用ください。

解決の第一歩は本当のことを知ることです

この記事の作成者

ハラスメント・嫌がらせ対策担当：北野

この記事は、浮気や不貞に関する問題を抱えている方の悩みに寄り添い、解決への一歩を踏み出せるきっかけになればと作成しました。浮気問題でお困りの方は当相談室へお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、お力になれれば幸いです。

この記事の監修者

XP法律事務所：今井弁護士

この記事の内容は、法的な観点からも十分に考慮し、適切なアドバイスを提供できるよう監修しております。浮気や不貞による問題は弁護士事務所でも多く取り扱う問題です。法的に守られるべき権利を持つ皆様が、安心して生活できるよう、法の専門家としてサポートいたします。

この記事の監修者

心と体のカウンセリングオフィス：大久保

浮気や不貞問題は、物事の事実によるダメージだけではなく心身にも大きな負担をもたらします。この記事を通じて、少しでも皆様の心の負担を軽くし、前向きな気持ちで生活を送っていただけるように、内容を監修しました。あなたの気持ちを理解し、寄り添うことを大切にしています。困ったことがあれば、どうか一人で悩まず、私たちにご相談ください。心のケアも、私たちの大切な役割です